ワーホリ29歳放浪記

ワーキングホリデー制度で国を転々としています。

旅立ちのきっかけ

私が最初海外に出てみたい!そう思ったきっかけは10代の頃勤めていたアルバイト先の先輩でした。

先輩は当時24、5歳で

「貯金がもう少し貯まったら、私は仕事をやめてオーストラリアへ行くんだ!」

と意気揚々と私に話してくれました。

ただ私はその当時海外旅行、というかパスポートすらも持ち合わせていない海外志向皆無の田舎者だったために

彼女の話はただ漠然と、私にとってはまるで別次元の話であろうと話半分に考えていました。海外で生活なんて正直怖いし、英語もわからないし。

 

その3ヶ月後、彼女は実際に仕事を辞めオーストラリアへ旅立っていきました。

 

 海外へ旅立った彼女の行方は誰もしれず(当時はFaceBookやLineはない)そんな先輩の存在も忘れかけていたあくる日

オーストラリアにいるはずの彼女がなんと職場にいるではありませんか!

彼女に聞くとどうやら向こうでの仕事で少し休暇ができたので日本に一時帰国をしたんだそうな。

彼女は現在、チェリー農園でチェリーの収穫を生業にしているらしく、その仕事によりこんがりと綺麗に日焼けをしていました。

彼女はグレートバリアリーフでダイビングをし亀と一緒に泳いだことや

農園のチェリーをつまみ食いしすぎて体重が増えてしまったことなど

いろんな話を聞かせてくれました。そして

「私、英語はまだ全然しゃべれないけどなんとか生活できてるよ!Asちゃんもきっと大丈夫!もし興味があるなら絶対行ったほうがいいよ!」

と激励のお言葉をいただき、これがのちに私が海外生活へ踏み出すきっかけとなったのでした。

そして2014年10月初旬、私は第一カ国目オーストラリアへとひとり旅立つのです。

写真:オーストラリア某所

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